イベントスチル

    イベントスチル14

       
       俺は魚住の返事を待たず、宇賀神を追いかけ、リムジンを飛び出した。
     再び鳴り響く銃声と、おびただしいマズルフラッシュ。
     俺は勢いを殺さずに、宇賀神の飛び込んだ物陰に身を転がせた。
       
    JJ ったく……勇んで飛び出した割りには、慎重なんだな、ウチの先生は…………
       
    宇賀神 余計なお世話ですよ、全く……
       
       体勢を立て直し、俺は宇賀神と共に、残党達の様子を窺う。
       
    宇賀神 ですがJJ……貴方なら、来てくれると信じていました。
       
    JJ …………お前の無茶には慣れている。今さら何が起ころうが、大して驚かないさ。